【令和6年度確定申告#2】e-Taxで送るデータを作成しましょう
こんにちは、富士太郎です。
前回の記事「e-Taxに必要な環境を準備しましょう」で事前準備の方法についてご説明しました。
今回はYMGソフト製品で作成した決算書を e-Taxで送信するためのデータ作成方法についてご説明したいと思います。
データ作成の大きな流れは「会計FINEで決算書を作成」→「申告書を作成」→「決算書と申告書を結合」→「送信」という手順になりますが、この記事では「決算書の作成」はすでに完了しているものとして、申告書の作成方法からご説明しますね。
目次
申告書データを作成しましょう
まず、申告書データの作成方法をご説明いたします。
申告書データの作成は 国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」から行います。
1.「作成開始」をクリック
2.「提出方法に関する質問」「認証方法の選択」に回答(ここではスマートフォンを使用するを選択します)
3.「令和6年分申告書等の作成」から「所得税」を選択
4.「マイナポータル連携の選択」に回答(ここでは「連携しない申告書等を作成する」を選択します)
5.推奨環境、事前準備の内容を確認後、「利用規約に同意して次へ」
6.お手元のスマホでマイナポータルアプリを開きQRコード読取、マイナンバーカード認証をします
7.「申告書等を作成する」
8.画面の指示に従って「その他入力」まで入力を進めます
9.「決算書等の送信」画面で下記通り選択し選択し、次へ
■決算書等の送信:別途書面で提出する
■市販の会計ソフト等の利用:「市販の会計ソフトを利用する」にチェック
10.「電子申告等データをダウンロードする」を実行し、任意の場所へ保存
これで申告書データが作成されました。
申告書と決算書のデータを結合しましょう
次に、申告書データと決算書データを結合しe-Taxで送信できるようにします。
富士山会計FINEまたは楽簿シリーズを起動し、申告するデータの決算書作成画面を開きましょう。
1.「F11:e-Tax連動」をクリックします
2.申告データ(.xtx)の「…」をクリックし、前段でダウンロードした申告書データを選択します。
3.「F9:データ作成」をクリックし、任意の場所に保存します。
これで決算書と申告書のデータを結合できました。
複数の所得を申告する場合
複数所得の決算書がある場合には以下の手順を行ってください。(ここでは不動産所得と農業所得があるものとします。)
1.前段の手順で申告書データと不動産の決算書データを結合します
2.農業所得のデータに切り替え、決算書作成画面を開きます。
3.「F11:e-Tax連動」>申告データ(.xtx)の「…」をクリックから、1で作成した結合データを選択します。
4.「F9:データ作成」をクリックし、任意の場所に保存します。
これで複数の決算書データを結合することができました。
これでe-Taxで送信するデータ作成が完了しました!
次回の記事では、送信方法と送信した内容の確認方法をご説明します。
こちらもぜひご覧ください。